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コトリンゴ
積み重ねてきたものと共に、その時にしか出せない声と音のすてきな記録。
タイナカさんのどこまでも真っ直ぐにのびる歌声は、時々、背伸びをして大人っぽくなったりするのだけど、私は、小さなさっちゃんがチラッと顔を覗かせる瞬間がとても好きです。
今回のアルバムは、お母さんのようなあたたかさも。完成、おめでとうございます! -
市川和則 (羊毛とおはな/The BOCOS)
タイナカさんは深海から登場して、途中ひょうきんなイルカやクジラと海上で戯れつつまた海の深い所へ帰っていかれました。
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Kainatsu
歳を重ね、時を重ね、創っては壊し、また探し、さっちゃんはどんどんイノセントになっていく。
息づかいや、ペダルの踏み替えや、空間や、休符までも、自分の音楽として鳴らしてみせる、逞しさ。(イノセントとみせかけて。)ため息がでるよほんとうに。
夜明けの部屋に佇む蒼い背中の美しさに声をかけるのも憚られて、ただ息をひそめ耳を澄ます時間。
その瞳に映っている景色はなんだろう、などと想像しながら 無垢で無敵な音に溺れるひとときは心地よくて至福でした。 -
園田涼
音楽的な幅がより広がって、とても懐の広いサウンドなのに、歌詞を聴いていると息苦しくなったり、救われた気分になったり、どうにも揺さぶられてしまいます。
さっちゃんのこれまでの10年(あるいは30年)の、自分/世界、光/闇、実像/幻…そうしたものたちとの対峙によってできた楽曲たちなのかな?と僕には感じられました。だからこそ、音楽がリアルで、説得力があるんだろうね。
仲良しだからなかなか面と向かっては言えないけれど、いつもさっちゃんの音楽とエネルギーに刺激をもらっています。 ちょうど僕も今年30歳。次はお互い素敵な40歳を目指して、また音楽の旅に出ましょう! -
安部潤 NEW
今作品、DVDの方から試聴しました。
そこには久しぶりに見る妖精のようなさっちゃんの姿が…。
初めて一緒に音楽を作らせていただいた時から、類い希なる才能を発揮されていましたが、さらに深みとオリジナリティが増し、よりしっかりとした音楽性、世界観を感じさせてくれました。
彼女自身の美しいピアノと共に、サポートのミュージシャンとの一体感も素晴らしく、実に頼もしい作品です。