タイナカ彩智ニューアルバム 蒼い背中 2016.10.26 ON SALE

今年10周年を迎えたタイナカ彩智が
お届けするのは、
「再生」をテーマに
描かれた蒼い朝の物語。

透明な歌声とピアノが奏でる繊細な美しさで、

過ぎゆく瞬間の光を閉じ込めた、
1年半ぶりの最新アルバム。

DDCZ-2118 CD+DVD ¥3,500- [tax in]

  • コトリンゴ

    積み重ねてきたものと共に、その時にしか出せない声と音のすてきな記録。
    タイナカさんのどこまでも真っ直ぐにのびる歌声は、時々、背伸びをして大人っぽくなったりするのだけど、私は、小さなさっちゃんがチラッと顔を覗かせる瞬間がとても好きです。
    今回のアルバムは、お母さんのようなあたたかさも。完成、おめでとうございます!

  • 市川和則 (羊毛とおはな/The BOCOS)

    タイナカさんは深海から登場して、途中ひょうきんなイルカやクジラと海上で戯れつつまた海の深い所へ帰っていかれました。

  • Kainatsu

    歳を重ね、時を重ね、創っては壊し、また探し、さっちゃんはどんどんイノセントになっていく。
    息づかいや、ペダルの踏み替えや、空間や、休符までも、自分の音楽として鳴らしてみせる、逞しさ。(イノセントとみせかけて。)ため息がでるよほんとうに。

    夜明けの部屋に佇む蒼い背中の美しさに声をかけるのも憚られて、ただ息をひそめ耳を澄ます時間。
    その瞳に映っている景色はなんだろう、などと想像しながら 無垢で無敵な音に溺れるひとときは心地よくて至福でした。

  • 園田涼

    音楽的な幅がより広がって、とても懐の広いサウンドなのに、歌詞を聴いていると息苦しくなったり、救われた気分になったり、どうにも揺さぶられてしまいます。
    さっちゃんのこれまでの10年(あるいは30年)の、自分/世界、光/闇、実像/幻…そうしたものたちとの対峙によってできた楽曲たちなのかな?と僕には感じられました。だからこそ、音楽がリアルで、説得力があるんだろうね。
    仲良しだからなかなか面と向かっては言えないけれど、いつもさっちゃんの音楽とエネルギーに刺激をもらっています。 ちょうど僕も今年30歳。次はお互い素敵な40歳を目指して、また音楽の旅に出ましょう!

  • 安部潤 NEW

    今作品、DVDの方から試聴しました。
    そこには久しぶりに見る妖精のようなさっちゃんの姿が…。
    初めて一緒に音楽を作らせていただいた時から、類い希なる才能を発揮されていましたが、さらに深みとオリジナリティが増し、よりしっかりとした音楽性、世界観を感じさせてくれました。
    彼女自身の美しいピアノと共に、サポートのミュージシャンとの一体感も素晴らしく、実に頼もしい作品です。

  • 1. 蒼い朝

    制作中に何度も眺めた夜と朝の重なる蒼い時間は、何もかもがまっさらで、あらゆる事が再生されていくような美しさでした。その蒼く澄んだ景色に似合うよう、透明な言葉を探して、そっと出来上がったのがこの曲でした。
    アルバムで唯一のピアノ一本で歌った、小さな願いから物語が始まります。

  • 2. やわらかな嘘

    深い眠りから覚める途中、柔らかな温度で見る夢はなんだか妙に懐かしく、目覚めの瞬間一体今どこにいるのかもわからなくなる事がよくあります。
    毎日眠りながら、私はかなり遠くまで還っているようです。
    「あと少し、もう少し、おやすみなさい」
    子供の頃に聞いたやわらかな魔法は、二度寝への危険な誘惑です。

  • 3. よあけのゆめ

    眠っている間、世界はどんな風に動いているんでしょう。例えば愛する人が夜の空を自由に泳ぎ、私の知らない本当の姿に戻っていたりして。
    部屋の窓から月を眺めているような、はたまた今生きている時間をいつかの私たちが空から眺めているような、ちょっと不思議な夜明けの歌になりました。
    スタジオに置いてあった古いローズピアノで苦戦しながら録音しました。

  • 4. いつもの朝

    カーテン越しに朝の風が吹き、読みかけの本のページがひらひらとめくれます。そんな風に毎日時の流れの中で進んでゆく日常こそ、一瞬の儚き夢そのものなのかもしれないな、とふと思ったりしながら、憂鬱な朝を吹き飛ばすかような軽快なリズムで歌っています。
    寝ぼけた頭のチューニングが合うような曲だと自画自賛していて(笑)、恥ずかしながら自分で聴き返しながら幸せな気持ちを取り戻せる曲となりました。ふふふ。

  • 5. クラシックの時間

    幼少期、いつも傍にあったのはクラシック音楽でした。家の中で、バレエ教室で、知らず知らずのうちに柔らかな思考で受け取っていたのは、偉人達のメッセージ。一般的に堅苦しいと思われているであろうクラシックの面白さを、私なりに解釈し遊び心を全開にして作りました。
    コーラスには声楽家である実の姉を迎え、姉の多重録音にのせて、バレエを踊るようにコロコロと歌いました。姉妹アカペラ作品です。

  • 6. ロマンチック

    "死のようにロマンチックに"だなんて、何かタイナカヤバいのでは…と誤解されてしまうかなぁ、とビクビクしながらも結局書いてしまったこの表現は、"死"と例えた未知なる世界への大きな憧れと、今ある固定概念を打ち砕きたい、と思う所から始まりました。
    ベースの鹿島さんがとっても愉快な怪人を演じ、ドラムの神谷さんがまるで時間を逆戻りさせながら遊んでいるようなリズムで、とっても自由な音に仕上がりました。

  • 7. 追憶の恋人

    何度も何度も自分の中で繰り返し出会う深い感情は、例え眠りの中でも、例えこの命を終えても、いつもどこかで覚えているのではないかと思います。それは、追憶であり、永遠なのかもしれません。
    「愛」という普遍的なテーマだからこそ生まれたメロディーに、情熱的なトリオの演奏、そして弦の雨宮麻未子さんが色気を添えてくれました。

  • 8. 永い夜

    満月の夜、明るい空が浮き彫りにするのは、少女の心。
    穏やかな感情がぐわりと動き出す夜は長く、行く宛のない想いは夜を彷徨います。眠りの前、瞼がそっとおちてゆくように、恋に落ちてしまう、静かにロマンチックな歌になりました。
    ピアノ、ベース、バイオリンで、最初から最後まで呼吸を合わせ同時に録音しました。

  • 9.ノクターン

    ショパンのノクターン第2番(夜想曲)からタイトルをいただき、もともとはピアノ曲として作りました。30年聴いてきたノクターンからインスピレーションを受けたこの曲に言葉を探した時、どうしても「郷愁」を書いてしまったのは必然だったと思います。
    感覚、温度、涙、眼差し。呼びかけると、今もどこかで頷いてくれるのは、変わらない愛情。とてもシンプルで、とても大事な記憶の中で、物語は終わります。

サポート[全公演] :
Bass 鹿島達也
Drums 神谷洵平

ー この公演は終了いたしました ー

  • 神戸公演

    2016.10.8[SAT] @ 神戸チキンジョージ/
    Open 16:30 Start 17:00

    全自由席¥4,000-[ドリンク代別] 当日券は¥500UP

    チケットぴあ:0570-02-999[Pコード:307-849] http://t.pia.jp/
    ローソンチケット:0570-084-005[Lコード:53651] http://l-tike.com/

    問:神戸チキンジョージ TEL 078-332-0146

  • 名古屋公演

    2016.10.14[FRI] @ BL café/
    Open 18:30 Start 19:00

    全自由席¥4,000-[ドリンク代別] 当日券は¥500UP

    TANK! The WEB:http://www.sundayfolk.com
    ダイレクトセンター:TEL 052-320-9000
    チケットぴあ:0570-02-999 [Pコード:308-762] http://t.pia.jp/
    ローソンチケット:0570-084-004 [Lコード:42938] http://l-tike.com/

    問:サンデーフォークプロモーション TEL 052-320-9100
    [全日10:00-18:00]

  • 東京公演

    2016.10.30[SUN] @ 目黒Blues Alley Japan/
    Open 16:00
    〈1部〉Start 17:30-18:30
    〈2部〉Start 19:00-20:00頃予定

    ※入替無しの、2set とさせていただきます
    テーブル席[指定]¥5,000-[シートチャージ¥540]
    当日券は¥500UP

    予約回線:BLUES ALLEY JAPAN TEL 03-5740-6041
    [月-土12:00-20:00]
    インターネット予約:http://www.bluesalley.co.jp [24時間]

    問:BLUES ALLEY JAPAN TEL 03-5496-4381