1 Sachi Tainaka Special Long Interview

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  • 本人による全曲解説
  • interview 1 タイナカ彩智のたどり着きたい場所。目指す世界。

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    素晴らしいアルバムが完成しましたね!サッチャン自身はいかがですか?作り終えた今の気持ちは。
    タイナカ
    今回はすごく面白い感覚に陥っていて。作る時は、新しいアイディアもいろいろあったし、1年かけて自分の歌声も磨いてきたつもりだったので、きっとまた自分にとってスタートのようなアルバムになるんだろうなって思っていたんです。でも完成した瞬間、何か一つの世界を作り終えた っていう、そんな気持ちになりました。
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    それはサッチャンの理想としていた場所にたどり着いた、ということ?
    タイナカ
    ……理想というのはあったようでなかったので、ここが最初に求めていた理想なのかどうかはわからないんですけど。でも自分が信じてきた美しいものたちや美しい景色を、山に登って見下ろしているような、不思議な感覚が今あって……。
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    ちなみに“タイナカ彩智”名義の1枚目『innocent』を作る時は、たどり着きたい場所や目指す世界ってありました?
    タイナカ
    いや、『inncent』の時はね、もう、無我夢中だったんですよ。あのころは私、人生の反抗期で(笑)、“もっと似合う道あるよ”“もっとこうしたら?”みたいな周りの意見から耳を背けて、自分が信じる小さな小さな光だけを頼りに夢中で走っていたんです。その中で信じられないほど素敵な出会いがあったり、反面、失敗も反省もしたりしながら、それでも走り続けていたら、次に『Flower Dance』というアルバムができて、そこでやっと一つのトンネルを抜けて景色が広がった……と言いますか。だから、目標を定めてここまで来たというよりは、積み重ね……としか言いようがないですね。
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    今回はアーティスト・タイナカ彩智の個性が、今まで以上により色濃く出た作品になりましたよね。
    タイナカ
    そうですね。個性はすごく出たかなと思います。ただ、さっきも言ったように『innocent』で人生の反抗期を迎えて、そこから反抗し続けて、反抗しきった感じもあるので、作り終えた今は結構丸くなってます(笑)。
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    今作はどんな気持ちで臨んだんですか?
    タイナカ
    特にコンセプトとかはなかったんですけど、自分の中の真実と遊び心……今自分が生きている中で美しいと思う世界だったり景色だったり、闇や陰さえも笑い飛ばせるようなキラキラした遊び心を、自分の歌で創ってみたいなって。そういう気持ちで臨みました。
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    今回はクラシカルな要素が印象的で、それがこのアルバムの1つのキーにもなっていると思うんですけど、そのへんは意識的に?
    タイナカ
    いえ、敢えてクラシックにしようと思ったわけではないんです。ただ、自分の信じるものに耳を傾けたら、その中の1つに郷愁というのがあって、それがクラシックだったっていう……。
  • interview 2 懐かしい風景を音楽に換えようとしたら、それが自然と子供の頃お家で流れていたクラシック音楽になった

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    サッチャンの音楽ルーツはクラシックでしたっけ。
    タイナカ
    そうですね。母親がクラシック音楽を仕事にしていて、姉たちもピアノや歌をやってるっていう家庭環境で育ったので。まぁ私自身はすごくやんちゃだったので、ピアノの練習もせずに外で遊んだりバレエばっかり踊ってたんですけど(笑)。でも今回、懐かしい風景を音楽に換えようとしたら、それが自然と子供の頃お家で流れていたクラシック音楽になった、という感じなんです。
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    なるほど。今作には「Deep Echo」という曲が入っていて、これがもう、タイナカ彩智にしか描けない唯一無二の世界観だ!と思って、個人的にすごい気に入ってるんですけど。
    タイナカ
    (笑)ありがとうございます!
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    この「Deep Echo」もクラシカルな要素が強いですよね。
    タイナカ
    そうですね。「Deep Echo」は一番練りに練った曲で、クラシカルな要素もすごく強いですし、声の出し方もすごくチャレンジしたんです。これは多分、声楽の発声方法も使って歌っていて……って、家族がそれこそ声楽家なので、あの歌い方を“声楽の発声方法”とか言うと怒られるかもしれないけど(笑)、今までの声の出し方とは違う、自分なりに研究した発声方法で歌っているんですよね。
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    自分なりに研究したというのは?
    タイナカ
    実は私、2,3年前から自分の歌を根本から作り直していたんですよ。デビューしたのは7年半くらい前で、そのころは今考えると恐ろしいほど独学だったんですね。それでも若い時はまだ若い良さがあったと思うんですけど、年齢と共に筋肉の量や位置が微妙に変わってきて、それによって私の場合、歌に自由がなくなってきたりもして、このままじゃマズイなと。それで、信頼できる先生について自分の歌を徹底的に作り直してきたんです。それを2,3年続けてきて、ようやく自分の出したいと思う声が出せるようになってきた。だから今回は今までの作品の中で一番、自分の中で思い描いた声と近い声が出せたなと思ってます。もちろんまだまだではあるんですけど。
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    歌の表現力も、より豊かになりましたよね。曲ごとに表現が変わって、11曲全部同じ人が歌ってるとは思えないくらい(笑)。
    タイナカ
    そう、自分でも別人みたいで笑っちゃう(笑)。
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    例えば「おまじない」は小さな女の子が歌ってるみたいだし、「モンシェリー」はパリのバーでグラスを傾けながら大人の女性が歌ってる、みたいな(笑)。
    タイナカ
    そうそう、「おまじない」は11歳の無垢な女の子で、「モンシェリー」は人生経験豊富なマダム感が出てしまった、みたいなね(笑)。今回は遊び心を大切にしていて、歌も自分の中で楽曲の主人公に一番近い声の出し方で歌ったんです。だからこのアルバムは11曲入りなんですけど、9曲目ぐらいまでは、もしかしたら“タイナカ彩智って一体どんな人!?”って思われるかもしれない(笑)。でも最後の2曲はピアノの弾き語りとウクレレの弾き語りっていう、自分一人だけの弾き語りの曲をすごくシンプルな録音で入れたので、そこで素の私に戻れたらと思いました。
  • interview 3 1つのピリオドと新しいステージへ。

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    ところで“遊び心”と言えば、今作には実際いろんな遊び心がちりばめられていて、タップダンスもその1つですね?
    タイナカ
    はい。タップダンス、頑張りました!(笑) なぜタップを入れたかって言うと、今回の遊び心の中には私の大好きな“古いミュージカル映画の世界”っていうのも1つのテーマとしてあって。ああいうロマンチックで軽やかな世界を描きたいなと思った時に、最も大好きな作品「雨に唄えば」に取り入れられているタップダンスを、パロディーちっくに取り入れてみようと思いました。
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    これまでタップダンスの経験は?
    タイナカ
    全然ないんです。でも映画やライブなどでで、何度もタップシーンは観てきましたし、なんとかなるかな〜……なんて!(笑)うわぁ〜、こんなこと言うとタップダンサーのかたに怒られそうですね!すみません!(笑) ……でまぁ、どんなもんかと、とりあえずタップシューズを買ってきて、You Tubeで「タップの基本」っていうのを観て練習して。
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    えぇぇっ!? You Tubeで練習したの!?
    タイナカ
    そうなんです(笑)。本当は習いに行きたかったんですけど、レコーディング直前に思いついたので、全然時間がなかったんです。で、私は姉と一緒に住んでるんですけど、家でタップシューズを履いて練習してたら、姉から「勘弁してほしい!」なんて言われたりしながら練習しました(笑)。
    -
    たぶん私が姉でも同じこと言ったと思う(笑)。
    タイナカ
    あははは!そりゃそうですよね(笑)。 それで、レコーディングでいきなり本気でタップを踊ったら腰痛になっちゃって、結局、タップは座りながら録ったんですけど(笑)。
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    しかし、表現のためなら、平気で石橋を飛び越えて実行しちゃうところがすごいねぇ(笑)。それから、「おまじない」には楽しいコーラスも入ってますね?
    タイナカ
    はい。あのコーラスは仲間と一緒にやってる感じがほしくて、レコーディングスタジオの社長さんとか受付のかたとか、いろいろ誘って、歌ってもらったんです。社長さんには「映画俳優みたいな声を出してください」とかお願いして(笑)。
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    無茶ぶりだ(笑)。
    タイナカ
    (笑)でも楽しかったですよ、みんなで和気あいあいと。で、あの曲は明るい楽曲なんですけど、大事な人が悲しそうな時、自分なりに笑わせたいっていう想いが込めてあるんですよね。だから聴いてくれた人も、この曲何か笑っちゃうってなってくれたらいいなと思いました。
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    今回、サッチャン的に挑戦した曲とか、苦労した曲はありますか?
    タイナカ
    う〜ん、挑戦したのは……「Dance D’Amor」かなぁ。古い喜劇のような曲にしたくて、クラシックでよく使われているコード進行を使って作ったんですけど、今までになかったタイプの楽曲になったかなと思います。あと、苦労したのは「bland new day」ですね。これはライヴでずっとやってきた定番曲で。定番曲だからこそ、新鮮な形で音源に閉じ込めるのがすごい難しかった。でも11曲全部そろって、ミックスも終わった時、本当にね、今回はすごく肩の力が抜けたような不思議な感覚になりました。
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    最初にも言ってたように、やり切った感があって。
    タイナカ
    はい。やり切った感がありました。作る前、自分がまさかこんなことを言えるとは思ってもいなかったんですけど、今思うのは、この『1 2 3』というアルバムは、『innocent』『Flower Dance』からの流れに1つのピリオドを打ってもいいと思える作品になったなって。で、それは同時に、ここからまた新しいステージに向かっていくっていうことでもあると思いますし、そういうアルバムを作ることができてよかったなと思っています。
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    そんな手応えあるアルバムの完成を記念して、7月6日からは東名阪でリリースパーティ、そして秋からはワンマンツアーもあるんですよね?
    タイナカ
    はい。“やりきった感がある”と言いましたけど、この子(曲)たちはまだ世に出ていない赤ん坊で、それを「ここからはしっかり世に送り出す」という、大事な仕事があるんですよね。レコーディングだけじゃなく、ライヴでももちろん自分の理想とする声で届けたいし、ダイレクトにダイナミックに『1 2 3』の世界を伝えきりたいなと思っています。その時、この子(曲)たちがどう育ってくれるのかもすごく楽しみです!そして是非……自分で宣伝ばかり言うのもナンなんですけど(笑)、すごく頑張って作ったアルバムなので、この子たちをみんなの家に持って帰ってもらえたらうれしいなぁと思います!!
  • 本人による全曲解説

    1“1 2 3”
    「“1 2 3”は、私が1 2 3(アン ドゥー トロワ)、ハイ!って言うから、そしたら心を開いてね!っていう、まさに今回一番最初に言いたかったこと。みんなをこのアルバムの中に案内するような曲ですね。」
    2“Deep Echo”
    「思い悩んでいる自分の心を森に例えて書いた楽曲。希望を求めて彷徨う姿に、希望を感じていただけたらいいなと思いました。」
    3“bland new day”
    「大人になると日々がただただ繰り返しのように思えてくるけど、新しい朝を奇跡の始まりと捉えられる自分でいたい。そういう真面目なメッセージを、あっけらかんと歌いたいと思った曲です。ライヴの定番曲ですね。コトリンゴさんのピアノと神谷洵平さんのドラム、川崎哲平さんのベースという大好きなトリオで演奏してもらって、私も心躍らせながら、朝イチの気持ちを歌っているこの曲を、朝イチで歌録りしました(笑)。」
    4“Dance D’Amor”
    「憧れの古いミュージカルの世界に忍び込んで作った作品です。そして、頭の中でダンスを踊りながら作りました。楽曲の雰囲気、言葉、……いろいろ自分なりにチャレンジしていて、腰痛の元となったタップダンスも入った曲です(笑)」
    5“モンシェリー”
    「実は個人的にお気に入りなのがこの曲(笑)。フランスを旅した時に見た、色のない真っ白な朝の景色を思い出して作りました。今作の全体的なイメージである、キラキラとか遊び心とかからは少し離れた大人の恋を歌っている曲で、このアルバムの中では他の曲と輪郭が少し違うかなとも思います。でもきっとこれは、自分の音楽人生の中で永く歌える歌だなと思っています。」
    6“花の巡礼”
    「色々な奇跡に恵まれた曲です。すごいスピードで出来上がっていく楽曲の生まれる瞬間、ピアノのタクオさんとせーので歌ったレコーディングでの一発録り、急遽お願いしたのに、すぐに駆けつけてくれたマリンバのSINSKEさんの魔法。作っていく過程でたくさんの感動を覚えました。」
    7“素敵な気分”
    「可愛い恋の始まりを、クラシカルに、ファンタジックに、物語調で書いてみました。私は普段、悲しみの中の光に焦点を当てたがるほうで、あんまり最近は幸せな要素だけの恋の歌は書けなかったんですけど、ライブで歌い踊りたかったので頑張りました(笑)」
    8“おまじない”
    「例えば小さな子供が泣いている時、“大丈夫だよ、ほら!”って楽しくマジックでも見せて笑わせたい。これはそういう想いで作った曲です。私もコーラス陣も楽器陣も、大人がみんな揃って泣いてる子供を笑わせるのに必死で、最初から最後まで全速力の一曲です。笑いつつ、聴き終えたら心がほっこり、ってなってくれると嬉しいです。」
    9“クロワッサン”
    「クロワッサンを食べている時に、“おいしいなぁ、でも何でクロワッサンはねじれてるのなぁ”と思っていたらふと、“あ、私、こういう人好きだ!”と思って、ただただそれだけで書いた曲です(笑)。クロワッサンだけに、フランスに憧れる要素も入れつつ、オチャメなラブソングになったと思います」
    10“silent star light”
    「六甲山の山小屋に鍵盤だけ持って1週間、一人で過ごした事があるんです。その時すごく孤独で淋しくて、でも淋しいからこそ、普段は気がつかないような遠くの民家の灯りにあたたかさを感じたり、家族や友達の愛を感じたりしたんです。そんな風に、悲しいときだからこそ気がつける大切な景色を描きました。」
    11“found my way”
    「今回のアルバムでは、ドレスを着たり、お化粧をしたり、ステージで踊ったり……1曲1曲の主人公になりきって物語を伝えているんですけど、最後は恥ずかしいくらい素の私に戻って、なんの飾りもなく、ただただ普段の生活に音楽を浮かべてみました。今の私、そのものの楽曲です。」

2 Artists Comments 様々なアーティストの方々からNEW ALBUM「123」のコメントを頂きました!

  • 新しい曲と詞、歌、デザイン。花びらの上を、軽やかなステップで進んで行くように、表現の幅を1、2、3と広げて行く彼女の足音が聞こえてくる作品です。
    SHOKO(アーティスト、デザイナー)
  • タイナカさんの新しいアルバム、「123」を一足お先に聴かせていただきました。今までもそうだったけれど、大人の女性になったり、かわいい子供になったり、はたまた等身大のタイナカさんっぽかったり、歌の中でくるくるいろんな姿で踊っていて、今回もとっても楽しい!どの曲も素敵だけれど、実は私は「おまじない」がお気に入りです。タイナカさんの歌声、そしてSINKEさんのマリンバの音色も、聴く人を一瞬でひきこむ力を持っていて素敵です。歌はもちろん、お花やバレエやかわいいものたち、好きなものは好き!っていつも全身で表現して挑戦し続けるタイナカさん、かっこいい!
    コトリンゴ(シンガーソングライター)
  • なつかしいようで新しい独特のポップ感、伸びやかな声とメロディーが心地良し。BRAND NEW DAY がお気に入りです。
    ウルフルケイスケ(ギタリスト)
  • さっちゃんの透明の歌の中に、森が見える。瑞々しくて、深い、深い、森。それが心の中なのか、まだ見たことのない何処かなのか。心地よくて、楽しくて、ぐんぐん引き寄せられていく。途中の丸太のベンチでさっちゃんと会ったら何を話そう。美しい声と、メロディー、その世界にただただ魅了された一人です。
    Cana from sotte bosse(シンガー)
  • 軽やかにダンスするように紡がれた音楽の魔法。そのすべてがさっちゃんそのもの。

    しなやかな指先。つま先のステップ。艶っぽくなった歌声。

    乙女な遊びゴコロ満載の宝石箱みたいなアルバム**隣で踊ってくれているようで思わず微笑んでしまったよ**
    竹仲絵里(シンガーソングライター)
  • よく、舞台の上と楽屋でキャラが全く違うアーティストがいる。よく、舞台でも楽屋でもキャラがあまり変わらないアーティストがいる。でも、舞台でも楽屋でもキャラが「全く同じ」アーティストって、ほとんどいない。そして、そんな世にも珍しいアーティストが、タイナカ彩智なのです。それって、ぼくからしたらとても羨ましいし、凄いことだと思う。常にまっすぐに、等身大の自分を音楽に投影しているのがわかる。

    そして、ついにリリースされる最新作!楽曲の多彩さ、入念に考えられたであろうアレンジ…などについては(いや、それは本当にその通りなんだけど)評論家の方にお任せするとして…例えば。

    "brand new day"の歌詞なんて、ぼくが歌うと「説得力ねえんだよ!」と、道行く人々に石を投げつけられるだろう。でも、さっちゃんがこの曲を歌うと、たぶん世の中のほとんどの人が「そっか、確かに幸せは(幸せなんて)自分次第だよな」と思ってしまうんじゃないかという気がする。そういうことなんです。まっすぐな人がまっすぐに歌う、まっすぐな言葉の力。

    前作の"Flower Dance"も凄いと思ったけど、さっちゃんはこのアルバムについて「Flower Danceのときより、もっとうまくなった!」と言っていた。おいおい、と思わなくもないんだけど(笑)、まっすぐな彼女ならではの言葉だな、とも思う。同い年、地元も同じ、そんなさっちゃんがどんどん凄い作品を創り出していることがとても嬉しいし、刺激になる。願わくば自分も、さっちゃんにとって、他のアーティストにとって、そんな存在でいたいと思う。

    でも、最後に一つだけ、このアルバムに不満があるので、申し訳ないとは思うのだけど、ここで言ってしまいます。さっちゃん!なんでレコーディングに俺を呼んでくれんかったんやぁー!!
    園田涼 from ソノダバンド(ジャズピアニスト)
  • 出来上がったアルバムを聴いて、さっちゃんは人に夢を見せるために生まれてきたんだなぁと、改めて思いました。嬉しいときも、悲しいときも、どんな時でも心に寄り添う楽曲達は、全て彼女の心の中から滲み出てきました。「innocent」から数えて三作品目。タイトル「123」にもある通り、ホップステップジャンプでここまで来たね。このジャンプで、どこまで飛ぶか楽しみです。さっちゃん小さいからなぁ、どこまでも飛んで行きそうな、そんな気がします。
    広沢タダシ(シンガーソングライター)
  • タイナカさんの持つ世界観と楽曲の雰囲気はいつも独自の観念を感じ、ホントどこからどうやって産まれてくるのだろうって思います。ミュージカル的でもあり映画的でもあり映像的なイメージがひろがる楽曲達で今回も素晴らしいアルバムだと思いました!
    コトリフィルム 島田大介(映像監督)
  • 右、左、右、左・・・ピンクベージュのシフォンドレスをゆらゆらと揺らしながら、時には星空の下で動物や植物に囲まれて、時にはジャジーなバーでお酒を片手にステージを見つめる聴衆の前で、踊り、歌う、バレリーナ・・・目を閉じて聞いていると、そんな風景が浮かんできました。タイナカさんの楽曲、歌声、ステージングは類を見ない独創的なものだと、前作を聞き、ライブを観て感じていましたが、今作はそんなタイナカワールドがさらに確立されたアルバムだと思いました。これらの曲たちが今後ステージでどのように表現されるのか楽しみです!
    lessthan安藤‘dop’大春(デザイナー)
  • 風通しの良い部屋で、丁寧に織り込まれた一点もののアクセサリーをもらったような気持ちです。贅沢な音に耳が喜んでいます。「花の巡礼」は、涙のネックレス。ありがとう。
    Neat’s(シンガーソングライター)
  • きっとさっちゃんが音楽をつくる時には「唄い手」として歌いたいもの、「踊り手」として歌いたいもの(日本語がへんだけど)、その2つがあるんじゃないかと思う。

    そしてそのどちらをもクリエイトしなければ、きっと「タイナカ彩智」という花はしおれてしまう。

    そんな衝動と静寂から零れ落ちてくる、POPS 、クラシック、スタンダードジャズ・・・。うっとりと聴き惚れてしまう旋律たち。そうっと手のひらを当ててくれてるようなあたたかな声。全部を表現してみせちゃうさっちゃんの引き出しの多さにも脱帽です。

    個人的に私は、「花の巡礼」のような世界にほんとうのさっちゃんを感じます。(もちろんどれもほんとう、なんだけれど。)

    愛を求め、心の旅を続けるさっちゃん。その旅路で生まれる音を、ステップを、これからも眩い美しさと共に、私たちに届け続けてね。

    またお茶しよう♡
    kainatsu(シンガーソングライター)
  • アルバムリリースおめでとう☆ダンスとレトロなフレンチのテイストで、自分らしさを追求して行く姿はキュートで逞しくて、そんなカラフルな姿がアルバムの一曲一曲に散りばめられています。これからも1,2,3...と新たなステップを踏み出して行くさっちゃん、目が(耳が)はなせません!
    Rie fu(シンガーソングライター、画家)
  • ヤバイ!!!良いっっっっ!!!今まさに聴きながらこのコメントを書いていますが、何て心地いいんでしょう!!というのが第一印象でした!さっちゃんの唄声、ミュージシャンの方々の奏でる音、エンジニアさんが紡ぐ音、すべてが一緒の方角を向いていて、それも本当に楽しそうっ♪

    それがとても伝わって来るアルバムだと思います !また、ちょっと抽象的になるかもですがこんなイメージを持ちました。『小さくなった自分が「1 2 3」という森の中に迷い込んでしまって、さっちゃんの声に導かれるように、お菓子の家へ、湖へ、森へ、ちょっと濃霧な木々の中へ、動物に逢ったり、いろいろと冒険の旅をして、ふっと目覚めたらそれが夢で、何だか心が暖かい♪ 』

    そんなアルバムだと思いました!!私も今日からヘビロテです!!たくさんの心へ届きますようにっ♪
    イズミカワソラ(シンガーソングライター)

3 Release Party Sachi Tainaka Live Tour 2013「3 2 1」 「1 2 3」をリリースして初めての、全国ワンマンライブツアーが決定!!

1 大阪公演

日程:2013年9月20日(金)
会場:Music Club Janus
時間:open 19:00 start 19:30
チケット:¥4,000(ドリンク代別途)
ローソンチケット 0570-00-0777
Lコード:53193
チケットぴあ 0570-02-9999
Pコード:204-101
e+ http://eplus.jp

問い合わせ
Music Club JANUS 06-6214-7255
support member
Piano:コトリンゴ
Drums:神谷洵平
Guitar&Bass:高井ジョージ

2 名古屋公演

日時:2013年9月21日(土)
会場:PARADISE CAFE 21
時間:open 17:30 start 18:00
チケット:¥4,000(ドリンク代別途)
ローソンチケット 0570-084-004
Lコード:41970
チケットぴあ 0570-02-9999
Pコード:205-199
ダイレクトセンター 052-320-9000
TANK!theWEB http://www.sundayfolk.com

問い合わせ
サンデーフォークプロモーション
052-320-9100
support member
Guitar:高井ジョージ

3 東京公演

日時:2013年9月27日(金)
会場:下北沢GARDEN
時間:open 19:00 start 19:30
チケット:¥4,000(ドリンク代別途)
ローソンチケット 0570-084-003
Lコード:73019
チケットぴあ 0570-02-9999
Pコード:204-130
e+ http://eplus.jp

問い合わせ
ディスクガレージ 050-5533-0888
support member
Piano:コトリンゴ
Drums:神谷洵平
Guitar:高井ジョージ

Sachi Tainaka Album Information &ldquo1 2 3(アン ドゥー トロア)” 2013.7.10 Release. 3,000yen [tax in]

  • 1“1 2 3”
  • 7“素敵な気分”
  • 2“Deep Echo”
  • 8“おまじない”
  • 3“bland new day”
  • “クロワッサン”
  • 4“Dance D’Amor”
  • 10“silent star light”
  • 5“モンシェリー”
  • 11“found my way”
  • 6“花の巡礼”